NEMICの目指すもの 島田晴雄学長の言葉

 

このままでは企業が日本から逃げ出す―世界の投資を受入れる国家戦略が求められる。
原子力発電所が怖い、地震が怖い、お金がない、総理は早く退陣せよ・・・そのような声ばかりが聞こえてくる昨今であるが、次にご紹介する“このままでは企業が日本から逃げ出す”と案じる島田晴雄 千葉商科大学学長の言葉は示唆に富んだものだと感じられる。雑誌「選択」の2011年7月号の巻頭インタビューとして紹介されたものを最後にご紹介させていただく。

曰く“政治は大連立など近視眼的な野合にかまけ、財務省の思惑通りに復興債を増税で賄うなどと消極的な議論をしている。今こそ、思い切った成長戦略を打ち出して世界の投資を受け入れる国家戦略が求められる。ドバイは資源も技術も労働力もないのに、自由な交易拠点を提供しただけで、あれ程発展した。
米国市場と欧州市場の真ん中に位置する日本はドバイよりもよほど条件がいいはずだが、その地政学的利点が全く生かされていない。“ 

もの作りで経済大国になった日本にとって生産拠点が海外へ出る産業空洞化は死活問題となってくる。